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 政治結社「青狼会」総統にして「ブント清算事業団」の

代表管財人である佐藤悟志から、

いわゆる「ブント」(代表・荒岱介)に対する



1・26通告






 青狼会ホームページのプロバイダから以下のようなメールが届いた。


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From: "info" <info@speed.co.jp>
To: <wolves@speed.co.jp>
Subject: お客様のホームページの内容について抗議が着ております
Date: Fri, 19 Jan 2001 02:52:35 +0900
X-Priority: 3

スピード・インターネットサポート部です。
弊社のサービスをご使用いただきまして、ありがとうございます。

お客様が運用されておりますホームページの内容について
ブント(BUND)社から抗議が着ております。

この問題についてブント(BUND)社様とお話し合い下さい。


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 そしてその後、私の要請を受けてプロバイダが送ってくれた「ブント(BUND)社からの抗議」メールの全文が以下の通りである。


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From: "info" <info@speed.co.jp>
To: "佐藤悟志/青狼会" <wolves@speed.co.jp>
Subject: Fw: 貴社提供のホームページについて
Date: Sun, 21 Jan 2001 09:48:28 +0900
X-Priority: 3


----- Original Message -----
From: "bund" <mail@bund.org>
To: <info@speed.co.jp>
Sent: Tuesday, January 09, 2001 11:53 AM
Subject: 貴社提供のホームページについて


> 有限会社スピード・インターネット御中
>
> 貴社提供のホームページ「ブント精算事業団」について
>
> 前略 貴社が提供しているホームページ「ブント精算事業団」(URL http://www.tk3.speed.co.jp/wolves/jigyoudan.html)は、私たちブント(BUND)、および特定個人に対する言われなき誹謗・中傷のみを目的としたサイトであり、正常な表現活動とはとても思えません。
>  このサイトは、「佐藤悟志(さとうさとし)」と名乗る人物によって作成されているようですが、その内容を見てみますと、たとえば「ブント清算事業団の第一号ビラ」と称するページでは、「「左翼自由主義史観」の跳梁を許すな! 第二よど号=しょせんは塩見系 ニセブント・サークル集団 左翼KKC=日向一派を迎え撃て!」とあり、「1.日向一派はブントの偽称をやめ、「わくわくネットワーク・やんぐ埼玉」を名乗れ。2.荒岱介は今までにダマシとって自分の名義にした全資産を、福祉施設に贈呈しろ。3.荒岱介は共産主義者=マルクス・レーニン主義者だった過去と戦争責任を償うため、日米帝国主義に謝罪し、反共活動に邁進しろ。」と書かれてあります。
>  また「「バスガイド暴行魔」荒岱介の暴行自慢」というページでは、「やはりデマぶんと暴行集団の「撲滅と解体」は緊急の課題である」と締めくくられています。私たちの「撲滅と解体」が公然と社会的公器たるインターネット上で呼びかけられているのです。
>  これは明らかに、私たちブントへの、そして特定個人への名誉毀損にあたると判断いたします。つきましては、即刻この「ブント精算事業団」なるホームページを閉鎖することを要求します。
>  貴社の誠意ある回答を待っています。もし、1月16日までに返答をいただけない場合は、法的措置をとらせていただく所存ですので、念のため申し添えます。  草々
>
> ブント(BUND)
> せんき社 〒335-0002 埼玉県蕨市塚越1-13-3 塚越ビル
> TEL 048-445-2921  FAX 048-445-8943
> メールmail@bund.org
> ホームページhttp://www.bund.org
> 担当 大庭俊和


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 まず第一に次の点を指摘しておこう。

 いわゆる「ブント」と
大庭俊和は、ブント清算事業団ページが「名誉毀損にあたる」と主張し、「法的措置をとらせていただく」などという恫喝をプロバイダに対して行っている。しかしブント清算事業団ページが「名誉毀損にあたる」のであれば、サービスを提供しているプロバイダ以前に、HP制作者である佐藤悟志こそが「名誉毀損」に問われるべきはずである。
 だが先月青狼会ホームページを公開して以降2001年1月26日に至るまで、佐藤には如何なる通告も来ていない。メールアドレスも郵便連絡先もブント清算事業団ページ内に明示されているにも関わらずである。
 ホームページ制作者による名誉毀損を問題としないでプロバイダによる名誉毀損を問題にすることなど法的にも不可能であるはずだが、どうして「ブント/大庭」は佐藤悟志に何の連絡もせずにプロバイダに対してだけ「法的措置」を持ち出して恫喝メールを送るのか。 
 つまり「ブント/大庭」は、部隊で襲撃しても屈服させられない佐藤には恫喝メールなど効果がないことが分かっているので、一般市民であるプロバイダの方を脅かして従わせようと考えたのである。暴力や組織犯罪を恐れる一般市民の弱みにつけ込んで服従させようという、まさしく右翼暴力団そのものの手口である。「ブント」の自称が左翼なら「左翼暴力団」とでも呼ぶべきか。

 ここで改めて宣言しておくが、私が製作したHPが名誉毀損にあたるというのであれば、まず私を訴えたらいいだろう。佐藤悟志はいつでも受けて立つ。HP上での佐藤の主張には、公然性・公益性・真実性および論評の公正性が確保されており、名誉毀損など成立しないことは明らかである。
 「ブント/大庭」は、「私たちの「撲滅と解体」が公然と社会的公器たるインターネット上で呼びかけられているのです」などとさも大事のように泣き言を並べているが、「撲滅と解体」とは左翼的に言えば「打倒と粉砕」のことであって、私も含めた諸君らが、過去何十年間も呼号してきた言葉以外ではない。それを公然と呼びかけることが名誉毀損だと言うのであれば、諸君らは過去何十年にも渡って政府や天皇制、自民党や時の内閣それぞれの名誉を毀損してきたことになるし、そうしたスローガンを現在も呼号し続けている他の運動団体もまた、名誉毀損を働いているのだと主張することになる。
 元現闘団員の小林義也氏の文章によれば、共闘してきた他党派を内ゲバ襲撃の危険に晒してでも自己の延命を計るのが荒岱介一派のやり口だそうだが、自らに対する批判を封殺するために今度は社会運動上の用語すら使用禁止にしようと画策する荒岱介一派の所行は、まさしく自らが生き延びるためには手段を選ばぬ浅ましい集団という世間の評判を、自ら強化する振る舞いでしかない。
 「法的措置」など取れるものなら取ってみるがいい。「言ったことは必ずやるのが我々の流儀だ」などと大言壮語しておきながら、見事に「言ったこと」の方を投げ捨てて「あらたいむ・ちぇんじ」した諸君らに、言ったことをやり切る根性が残っているのなら見せてもらおうか。


 だがしかし、第二に、次の点に関しては深刻に受けとめなければならない。それは、恫喝されたプロバイダの被害である。

 集団暴行どころか盗聴ゲリラも辞さない犯罪組織から恫喝メールを送られたプロバイダの恐れと不安は想像するに余りある。自らの矜持にかけて退くわけに行かない闘いの過程であるとはいえ、なんら政治的悪行を働いたことのない、それどころか積極的に政治に口出ししたことさえない一般市民が、政治上の争いなどに巻き込まれて被害を受けなければならない事態には胸が痛む。
 今は亡きちゅう太郎先生がかつて「ファシストとコミュニストの抗争なんてまともな常識から見たら内ゲバでチュー」「殺し合ってどっちも居なくなればいいチュー」と喝破されたことがある。けだし名言と言わざるをえない。私としても技術的に可能でありさえするならば、岱介一派と刺し違えて連中もろともこの世から消えてなくなりたい思いで一杯なのだ。
 だがいかんせん連中と無理心中する手段も持たず、微力な正義を通そうとするとその度に周囲の被害が増大する。あらゆる革命が美辞麗句の代償に民衆を踏み潰してきた歴史に直面したが故に、生涯一反革命家たることを決意したはずなのに、結果的にはまるで革命家のように罪無き人々に犠牲を強いている。

 だがもし、それもまた反革命運動の必然的帰結であるのだとして、そして自らが生きていくために闘うことから降りれないのだとすれば、せめて自らが矢面に立ち、人々の迷惑以上の被害を自らが引き受けることを覚悟して、最先頭に立って闘う以外にはない。彼らが殴られるときには先んじて自分も殴られているように、彼らが殺される前には自分が殺されているように、そして彼らが訴えられるのであれば、自分もまた先んじて訴えられているように。

 下記の「通告」は、そのための微細なる努力の一端である。


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 政治結社「青狼会」総統にして「ブント清算事業団」の「代表管財人」である佐藤悟志は、政治組織(いわゆる)「ブント」(代表者・荒岱介)に対して、以下の通告を行なう。

 1。 政治組織「ブント」と、その今回の担当者である大庭俊和は、青狼会ホームページのプロバイダに対して行った、「『ブント精算事業団』」なるホームページを閉鎖することを要求し」「返答をいただけない場合は、法的措置をとらせていただく」なる内容の、2001年1月9日付の恫喝メールを撤回し、プロバイダに対して謝罪を行うこと。

 2。 政治組織「ブント」とその活動家は、今後同種の脅迫的な要求や攻撃を、メールその他のいかなる手段を用いても、青狼会ホームページのプロバイダに対して行わないこと。

 3。 上記(2)が遵守されなかった場合、そして上記(1)が、実行に要する充分な時間をおいても為されなかった場合、佐藤悟志は政治組織「ブント」とその活動家に対して「法的措置をとらせていただく」。「法的措置」とはつまり、佐藤が今まで留保してきた法律上の権利の行使、すなわちこれまでの一連の襲撃や暴力行為についての全面的な刑事責任の追及と、民事上の損害賠償の請求である。襲撃に加わった個別の活動家のみならず、その活動家を統括する荒岱介の代表者・使用者としての責任も、当然きっちりと追及させていただく。

 以上三項目を広く全社会に宣言すると共に、政治組織(いわゆる)「ブント」(代表者・荒岱介)に対して、ここに通告するものとする。



2001年1月26日   佐藤悟志






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