1。企画概要
タイトル:
「暴落する米国!蠢動する中国北朝鮮!
新帝国主義時代の活路は新征韓論か?」
形式:トークライブ
日程:2009年02月08日(日)
場所:東京・新宿ロフトプラスワン
http://www.loft-prj.co.jp/
時間:Open13:00 / Start13:30-end16:30
料金:¥1500(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)(乳幼児不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com
【出演】
青木 直人(ジャーナリスト、著書に「中国利権のタブー」「北朝鮮処分」「敵国になり得る国・米国」「北京五輪後に何かが起こる」他)http://aoki.trycomp.com/
佐藤 悟志(司会/政治活動家、軍国主義フェミニスト)
2。企画解説
歴史をさかのぼれば、この2月の14日は西郷隆盛を擁して、私学校勢が鹿児島を出発した日にあたります。「征韓論」と西南戦争の総括、宮崎トウ天兄弟の話、そして玄洋社にいたる日本の在野の東アジア認識を紹介し、これに現在の朝鮮半島情勢を重ね合わせた話ができればいいのですが。
西郷隆盛の「征韓論」は当時の朝鮮を巡る周辺大国のパワーゲームを背景にしないと、単なる侵略論とされがちです。ですが、彼の現状認識の中には韓国と共にロシアの南下を共同防衛していこうという志向性があり、訪韓によって、この初歩的な戦略論を李氏朝鮮政府と語りあおうとしていたというのが私の見解です。
日韓提携論は同志であった勝海舟と、後の「脱亜論」の筆者・福沢諭吉も共に共有していたものでした。ここにまでさかのぼって、これから始まる「北朝鮮処分」以後の朝鮮半島の位置づけを日本の立場で考えてみたいのです。当日はオバマ米国新政権の対アジア外交と胡錦濤から習近平体制に移行を始めた中国共産党と北朝鮮の関係についても触れます。(青木直人)
サブプライムな貧民に払えもしない住宅ローンを貸し付けて好景気を捏造してきたアメリカの繁栄がついに破綻した。金融工学などと称して賭博を投資に偽装する「毒入り金融」の蔓延は、欧米経済を一機に危機へと叩き込んだ。だがそれは、彼らに車やら大型テレビやらを輸出することで好景気を演出してきた日本経済そのものの危機でもある。しかもその「砂上の楼閣」を維持するためにリストラや派遣労働を受け入れてきた日本人は、挙げ句の果てにサブプライム詐欺に騙されて出した日本の金融機関の数兆円規模の損失まで税金で穴埋めさせられようとしている。結局日本人は、過労死するほど働いて作った贅沢品をアメリカにタダで献上しているだけではないのか?。横田早紀江さんの血叫びを聞き流して北朝鮮と妥協したブッシュに一言の文句もいえないままトンズラされる麻生政権に、拉致問題の解決など本当に可能なのか?。
サブプライム階層の支持を受けて当選したオバマ政権に、自国民への厳しい生活指導など不可能だ。結局のところオバマ政治は、国内の享楽を維持するために負担を国外に押し付ける自国中心主義的なものにしかなり得ないだろう。それを見越した日本の売民政治家どもが雪崩をうって媚中に励むなら、拉致問題の解決はますます遠ざかる。それを阻むにはどうすればいいのか?。自国益の追求に各国が狂奔する「新帝国主義時代」を生き抜き、拉致された同胞を救い出すために日本人には如何なる気概と覚醒が必要なのか?。中国問題の専門家である青木直人氏を招き、東アジアと世界の情勢を分析する中でそれを探っていきたい。
目指すべきは西郷か?、それとも大久保か?(佐藤悟志)
3。企画内容
ゲストと司会によるトークライブ。その後客席との質疑応答。
それぞれ1時間半程度を予定。