核テポドン攻撃に備える歴史認識講座

毛沢東思想と日清・日露・大東亜戦争




1。企画概要

タイトル:

 核テポドン攻撃に備える歴史認識講座
 毛沢東思想と日清・日露・大東亜戦争

形式:トークライブ
日程:2009年07月16日(木)
場所:東京・新宿ロフトプラスワン
   http://www.loft-prj.co.jp/
時間:Open18:00 / Start19:30-end22:30(予定)
料金:¥2000(飲食代500円以上が別途必要)
   当日券のみ(予約不可)(乳幼児不可)
主催:主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com

出演:青木 直人(ジャーナリスト、著書に「中国利権のタブー」「北朝鮮処分」「敵国になり得る国・米国」「北京五輪後に何かが起こる」他)http://aoki.trycomp.com/
   三浦小太郎(評論家、脱北者の日本定着を長年支援している)http://hrnk.trycomp.net/
   佐藤 悟志(司会/政治活動家、軍国主義フェミニスト)


2。企画解説

解説:一言で「歴史認識」と言いますが、日本国内でも一致した歴史観が常に存在するわけではありません。たとえば、明治維新をめぐっても、戊辰戦争における薩長と会津の政治的立場の違いからその評価は180度違います。しかしこれがむしろ普通なのであり、歴史観の違いを政争と外交の図にする、近年の中韓外交の異様性こそが大問題なのです。日本を批判しながら、それでいて、中国では共産党と国民党の歴史観はほとんど重ならないし、これが北朝鮮と韓国となると、天と地ほどに対立している。朝鮮戦争は金日成将軍の指揮した祖国防衛戦争なのか、それとも北韓の侵略なのか。一体どっちなのか。朝鮮韓国人よ、答えてほしい。
 今回は日清、日露戦争当時の大陸と朝鮮半島をめぐる「歴史認識」について日本人の側から論じたいと思います。日本と大陸との関係で言えば、当時世界最大の軍事力を誇った帝政ロシアの南下という危機的な情勢を無視して、「日本帝国主義のアジア侵略」を語ることは知的退廃であると私は思います。日本の満州『侵略」こそが、中国東北と朝鮮のロシアへの『植民地化」を防衛したという視点こそがリアリズムであって、それは孫文も毛沢東もともに共有していた地政学的な戦略観でした。
 現在中国政府は公式史観のなかで「甲午戦争(日清戦争)以来の日本の中国侵略」を非難します。だがこれはおかしい。日清戦争において清国が日本に敗北したからこそ、辛亥革命は早まり、清朝政府は打倒されたのです。およそ自国政権の打倒を願う革命派が自国政府の弱体化を期待するのは軍事的にも当然であって、それなのに孫文を尊敬すると語る中国共産党が『日本が清国を侵略した」とだけ批判するのは大笑いです。日清戦争と辛亥革命はメダルの表裏でした。こんなことは当時の革命派にとって常識も常識、1プラス1は2というに等しい話だったのです。
 私たちは死者をして死者を語らしめなければなりません。今を生きている私たちの歴史観ではなく、あの時代、日清日露戦争時の『国際常識」が語られなければならない。日本の侵略を糾弾する方々は、侵略という名前の自衛戦なくして植民地に転落するしかなかった当時の国際関係に無知蒙昧なのです。リアリズムをなくした彼らはいまでもこう言うのです。『北朝鮮ともっと話し合え!」と。平成のフランシーヌは「あまりにもお馬鹿さん」。話し合いを最初から放棄しているからこそ『先軍政治」なのです。
 また今回は復権しつつある毛沢東と彼の思想についても話します。毛の存在は中国の強国大国願望と市場経済の敗者の救済思想としてもこれから要注目です。
 今回もゲストは先日の『ニューズレター・チャイナ』の第一回講演会(星陵会館)に引き続き、尊敬し信頼する「言論界のリアルファイター」三浦小太郎さんです。もう「プロレス」は終わりにしたい。そう思っています。(青木直人)

3。企画内容

出演者によるトークライブ。その後客席との質疑応答。3時間程度を予定。



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