| おじさんとの語らい 00/06/26 〜 00/06/30 |
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>第三者なのになぜSENKIと一致した論理構成になってしまうんでしょうかね。
> SENKIのレトリックを一般社会の通念と整合しようとするのには無理があるよ
>うですね。まあ内部の考えが透けて見えるようで面白いのですが。。。
これどういう意味？ 私がＳＥＮＫＩ派の一員だっていいたいわけ？ 何度も言う
けど彼らの行為は大人げないと思うのよ。擁護するつもりはさらさら無いわけ。
でも、気持ちっつーか、情念みたいのはなんとなくわかるってこと。「論理構成」
なんかじゃないんだよ。
いっとくけどＳＥＮＫＩ派じゃないよ、私。
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>ちなみに佐藤悟志は今年でもう35歳（泣）。活動地区は主に東京、ライフワーク
>は「売春の自由」の確立と「ブント」の清算、それから北朝鮮への人道軍事介入の
>実現である。
佐藤悟くんって、「平沼」くんだよねえ。あのビビリの...。なんか勇ましいこと
言ってますねえ。彼とは第１７次三里塚現地行動隊でいっしょだったけど、北原派
のデモ隊が近くを通った時は、ほんとに縮みあがってブルブルふるえてたもんなあ。
戦旗が皇居にロケット弾を撃ち込み右翼との攻防が激しくなった時、本部社防隊に
なったのはいいけどビビってトンズラこいたんだよなあ。
なつかしいねえ。
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続けてるのか、戦旗の連中は。
戦旗の学生キャップと街頭で話す事があったので「幾らトップがやり込められたとは言っても、人間としてやったらいかん事があるだろ」と苦言を呈して忠告したのだが…
ここでの佐藤君への対応を見ていると、私を言論の外でテロり続けている正体不明の小僧連中以下だよ。
戦旗の諸君！貴方方に面子があって、その面子を佐藤君が侵害していると言う君達の言い分には一定の理解を示す。それは、あくまでも喧嘩の一方の心情って奴としてだが。
しかし、その程度のことでここまでヒステリックな反応を示し続けるのは、それ以上に諸君の名誉を自分自身でおとしめる事である事にいい加減気が付いて頂きたい。
諸君は、我々みたいな虫けらと喧嘩してる暇があるのかね？
諸君の戦うべきは権力であり、把握すべきは大衆ではないのかね？
いい加減にしなさいよ。このままではスターリニスト日共以下だよ(^^;
でもさー、気持は分かるけど、我々だってプライドって奴がある。犬と組むのは止めようや。我々流のやりかたでケリつけようや＞玄田君
そうそう、去年の暮れにT先生から結婚の話を聞いてたけど何もお祝いしてなかったな。
暇やったら連絡下さい、佐藤君がメアド知ってるから。
私ゃ今は数々のしがらみで田舎で隠遁の身だが、又東京に行くこともあるだろうから、そのときは呑もう。
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＞佐藤悟くんって、「平沼」くんだよねえ。あのビビリの...。なんか勇ましいこと
＞言ってますねえ。彼とは第１７次三里塚現地行動隊でいっしょだったけど、北原派
＞のデモ隊が近くを通った時は、ほんとに縮みあがってブルブルふるえてたもんなあ。
＞戦旗が皇居にロケット弾を撃ち込み右翼との攻防が激しくなった時、本部社防隊に
＞なったのはいいけどビビってトンズラこいたんだよなあ。
＞なつかしいねえ。
とうとう出たね。またまた同じことを。誹謗中傷・デマ、煽り、恫喝班の登
場やねぇ。しかしこのパターンはベタすぎるな。
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みなさんが来ないから、
途中まで来てた人も返答もせずにいなくなっちゃったから、
いろんな人が好き放題やってますよ(笑)
http://thunder.prohosting.com/~senki/strangeworld/bbs.cgi
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＞奥崎くん
おお、生きてたか。ダイエットしてる？（他人事みたい）
あのさ、オレが「犬」の話をしたのは、そのくらいの怒りだって
ことよ。オレらは最初は我慢したの。オレだって自力でなんとか
収められれば御の字と思ってさ、牛込署が人定に来たときは
シラ切ったの。リストの中にははっきり襲撃犯の顔もあったのに。
五味とは１６〜７年前には友達だった時期もあるのさ。アイツは
その頃からバリバリ戦旗だったけど、上京した時には自宅に泊めて
もらったりして...。一緒に統一協会のアジトに冷やかしに行って
遊んだり...。そんな思いがあったからこそ、俺は佐藤とはちょっと
違うスタンスで考えてたの。
でも、今回は五味は言い訳の電話もかけてこない。前は２〜３度
一方的にかけてきて...それでも俺は好意的に取ったよ。アイツも
それなりに後ろめたいのかなって...。佐藤くんや他のみんなは
「そんなの探り入れるのに体よく利用されてるだけじゃん。」とか
「今度はアラへの忠誠のために玄田を襲うんじゃないの？」とか
ゆってるよ。悲しいけど、俺の方がお人好しってことかな...？
左翼とは話もできるけど、カルトはどーしようもないよ。
「アラブントビン、ハゲチャビ〜ン！」って唱えてる
カルト教団とは友達にはなれんよ。
いまや元気なのって「革マル」「（偽）ブント」
「ＭＰＤこと大衆党こと市民の党こと日本ポル・ポト派新生グループ」
の三大カルト左翼でしょ？サイアク。
俺も高校時代間違ってＭＰＤやってたのさ。嗚呼、人生の汚点。
この前、社民党の保坂展人の応援行ったらさ、支援ボランチィアの
大半が「市民の党」で、新生の斉藤まさしがデカいツラしてんの。
がっかり。
保坂には頑張って欲しいけど、アイツらが「市民」ヅラして入り込んで
くるようだとダメじゃん、社民党。
「やっぱりカンボジアの虐殺はヴェトナム軍がやったんですよね？」
って聞いちゃろうか？俺は１６年前にキミらにそう教わったよ。
「左翼」は一旦カンペキにダメにならんといけない。
そうしないと新しい運動なんか作れやしない。
宮崎学サンのやり方じゃ泥船にクズが集まるだけ。
アレ？もしかして宮崎サンってソレ狙ってるの？
だったら分かり易いな。
在日移住労働者差別するイシハラ打倒！
人民虐殺するキムジョンイル王朝打倒！
チベット弾圧する中国政府許さん！
原発造る利権政府・企業許さん！
言論統制の盗聴法廃止！
少年は１４歳から処罰も大人並！ただし裁判も人権も大人並に！
このくらいの事が並列に論じられなければ活動家失格でしょう？
利害の絡みでモノが言えなかった旧・新左翼がカルト化してくのなら、
そことは決別する勇気が必要です。
もういい加減仕事に戻ります...。
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他にも緑の党とか、民主統一同盟とかがありますが...
個人的にはこの次にSENKIで「カルト(元)左翼３強」だと。
でも旧日学戦はやっぱり元マル青同だからカルトに入るのかな？
革マルをカルトだというのはちょっと違う気も。
カルトと言うからには、教義そのものがあまりに荒唐無稽か（緑）、
教義がガラリとかわったのに体質がまるでかわらないか（他３つ）
の気がするのですが、革マルは教義はまぁ一応一貫してるので(笑)
すみません、ゴミレスでした^^;;
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ロフトおもろいことになってんだね！
日向のかたもとうとは全然おもわねえけど、
佐藤って奴はなんか人をムカツカせるキャラなんだろね。
オレも写真みてムショウにぶんなぐりたくなったもん。
日向がやるからこんなみんなさわぐんだよな。
オレらがやったらどうなるかためしてみてえ。
だからみなさんに質問です。
佐藤ってなにもんですか？
日向を脱して、ファシスト自称してるってのはわかったけど、
どこの右翼とつるんでんの？ 護国団？これどこ系？
ひさしぶりにあばれてえ。
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＞なみふくさん
ごめんなさい。「マルクスガール」不完全燃焼で。だって打ち切り
なんだもん。最初はあと２巻くらいやるってハナシだったのよ。
でもね、左翼がテーマのマンガって難しいと思うよ、いろんな意味で。
オレは当分書かないと思うし。（作者談）
ホントの意味で左派的なマンガって、実は村上もとか先生の作品だったり
するし。やっぱマンガはエンタメの底に思想を織り込まなきゃだわ。
＞Ｓ．Ｙさん
どなたか存じませぬが、佐藤のテロ宣言みたいなカキコミはやめて下さい。
アイツは誤解されやすいけど、決して暴力の人ではなく、言葉の人です。
会って話せばわかります...。
「趣味者」の規定がどの辺なのかわかりませんが、私は高校生の時
観た「怒りをうたえ」で「サヨクってかっちょええ〜」ってはまった
バカですから。あの頃（`83~`85）って、ちょっとした「全共闘回顧
ブーム」で、島田雅彦とか三田誠広とか立松和平とか中上健次とかが
プチ流行してて、「朝生」の原型みたいな討論会が池袋の故・文芸坐
で開かれたりして、けっこうその病に感染してサヨクになった同世代
って多いハズ。
コミケでサヨクネタ扱ったのもウチとコレツネタカヒロさんが最初だった
よ〜な気がする。「遊撃隊」とかってデキの悪いフォロワーでしか
ないのよ。あ、なんかエラそうだ。失礼しました。
「主義者」と「趣味者」の間に明確な線引きはないと思います。
「実行してるから」「主義者」ってのは誤りで、「趣味的に」
偉ぶったり吠えたり殴ったりする輩は好事家の風上にもおけない。
逆に「趣味者」を気取って「何かする人」の足を引っ張るのは
無粋と言うもんです。
その点、いずみさんの趣味者としてのスタンスには敬服します。
私はそこまで自分の情けない過去を冷静に対置できないから、
未だにプラスワンなんかでオダをあげたり、なんか主張してる
かのごときクズマンガを書き散らして自己満に耽ってしまう。
この不毛な論争にかなり落ち込んでます...。
そーいや昔、五味のことを「中上健次クリソツ！」とかゆって
遊んでたの思い出しました...。
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＞ 今度いくよ NEW
＞ 投稿者：S.Y. 投稿日：2000年6月28日(水)07時18分 [ ]
＞ 佐藤って奴はなんか人をムカツカせるキャラなんだろね。
＞ オレも写真みてムショウにぶんなぐりたくなったもん。
＞ 日向がやるからこんなみんなさわぐんだよな。
＞ オレらがやったらどうなるかためしてみてえ。
＞ ひさしぶりにあばれてえ。
いや〜んコワ〜イ。おしっこ漏れちゃいそう。
＞ 投稿者：もと現行隊 投稿日：2000年6月26日(月)15時24分 [ ]
＞ 佐藤悟くんって、「平沼」くんだよねえ。あのビビリの...。
＞ なんか勇ましいこと言ってますねえ。彼とは第１７次三里塚現地行動隊で
＞ いっしょだったけど、北原派のデモ隊が近くを通った時は、
＞ ほんとに縮みあがってブルブルふるえてたもんなあ。
あ〜ん恥ずかしー。そんなホントのこと書かないで〜。
「我がデモ隊の行進に縮みあがってブルブル震えていた脱落派「現行隊」！、ニセ「ブント」活動家が15年目の公然自白！」なんて、『前進』や『戦旗』（西田派）に書かれちゃうじゃない。党の恥を自ら晒すような書き込みは、自重なさった方が党の名誉のためですよ。ていうかそんな名誉もう存在しないか（しつこい）。
しかし「S.Y. 」といい「ぺんぺん草」といい「みずはら」といい、どうして「ブント」系の人間は筆名一つ満足に明らかにできないのかしら。もしかして佐藤悟志が怖くて、「ビビリ」入っちゃってるわけ？
「ケナフ」君みたいに踏み潰されてしまうのが恐ろしくて縮みあがり、ブルブル震えながら「キーボードを叩いて満足しているんじゃないかしら」。
＞ 戦旗が皇居にロケット弾を撃ち込み右翼との攻防が激しくなった時、
＞ 本部社防隊になったのはいいけどビビってトンズラこいたんだよなあ。
＞ なつかしいねえ。
だからさ、日本で最も悪質な反共主義ファシスト「佐藤悟志」との攻防が今激しくなってるんだから、「ビビってトンズラこいて」コソコソしてないで堂々と名乗りを上げなさいよ。全共闘おやじよろしく昔を懐かしがってる場合じゃないわよ。
「みずはら」も「特定指導者への個人賛美でブントは形成されているわけではない」などと自らの主体性を言い立てたいのであれば、選挙のポスターじゃあるまいしひらがな四文字だけで名乗るのはやめて、せめて機関紙誌上での筆名や活動家名、活動内容と年齢ぐらいは明らかになさったらいかがか？。もちろん自分のメールアドレスもきちんと付けてだ。
ちなみに佐藤悟志の年齢は今年で３５歳。思想的には浜崎あゆみ主義者だが支持政党はモーニング娘。宗教的にはSPEEDを信仰していたので今は無神論者（泣）。
ライフワークは「売春の自由」の確立と「ブント」の清算、そして北朝鮮への人道軍事介入の実現である。
ヽ( ´ー｀)丿
＞ 投稿者：みずはら 投稿日：2000年6月24日(土)14時26分 [ ]
＞ わたしはいち労働者でもあり、ブントの活動を担っている。
＞ しかし、トラブルー混乱を回避したいのであれば、佐藤氏と打ち合わせを
＞ しており、当日ビラがまかれること、そこまでは店として認めている
＞ ことを事前にブント側に伝えてくれたのだろうか?
＞ ｢事前にいう義務はない｣と言われれば、それまでだが、混乱を避ける点で
＞ ブント側でも協力ー対処ができたと思う。
＞ だいたい、ブントはプラスワンで混乱が起きたり、「けんか」になることを望む
＞ 必然はまったくない。それが事前に予想されるのであれば、いろいろな｢選択肢｣
＞ もあったと思うのだ。
一応手続きとして形式的に聞いておくが、「いろいろな選択肢」というのはどういう選択肢なのかね。「1997年7月16日同様、店の周りに格闘家部隊を配置し、佐藤がやってくるのを待ち伏せて襲いかかる」とか、「ビラを強奪して逃げ去る」とか、あるいは「佐藤の家に火を付けて全部燃やしてしまう」とか以外に、君らに何か選択肢があるのかね？。
＞ 投稿者：平野悠 投稿日：2000年6月25日(日)16時43分 [ ]
＞ 「とにかくお前は店に来るな！お前が来たら又乱闘になる、ビラは店で
＞ 責任を持ってくばるから、、」と言ったのですが、佐藤氏はそれが又、
＞ 一人でのこのこ来た。本当に困ったもんだ！と思っていました。
そんな話、聞いてないよ〜。もしや私だけのド忘れかと思って同席した人たちにも確認しましたが、皆「店がビラを配る」という話としては理解していても、「その代わり佐藤は姿を現さない」という話だとは、思っていませんでしたよ。
もしかしたら平野さんは言いにくかったのかも知れませんが、私が当日顔を出したのは、店員さんにビラを配らせるのだから製作責任者である私が顔を出さないわけには行かないだろうという責任感からで、もしも「そのかわり今日は佐藤は顔を出すな」という条件をハッキリと提示されていれば、私だって従っていましたよ。
ヽ(´▽｀)／
＞ 投稿者：平野悠 投稿日：2000年6月28日(水)19時41分 [ ]
＞ 私の古い観念としては、現実の「運動者」には勝てないし、どんな形であれ
＞ 「運動している人たち」をどうしても敬服してしまうというものがある。
＞ 左翼さけではなく、それは私が「なんの運動にも参加していない！」
＞ という劣等感が長い間いつも私を支配しているからなのだろう。
それですそれ！、まさしくそういう一般市民の「劣等感」や後ろめたさを食い物にして、荒岱介はビルを建てたりポルシェやＢＭＷに乗ったり、自分用の鉄砲玉を養ったりしているんですよ。
平野さんから見たらとるに足らないはずの佐藤悟志のビラに、どうしてここまで「ブント」が激烈に反応するんだと思いますか？。それは、佐藤が右翼だからでもファシストだからでもなく、元メンバーだからです。ではどうして元メンバーに非難されるのがそんなに嫌なのか。それはおそらく佐藤問題が、政治問題というよりも、むしろ経済問題に直結するからです。
例えば、ちょっと左翼傾向のある学生を何人オルグしたところで、その時点では集会の頭数程度にしかなりません。もちろん営業上「自分たちの運動が盛り上がっている」というアリバイ作りは必要ですが、それだけでは高級外車は買えないし、何より専従として囲い込んでいる何十人といった活動家を食わせていくことはできません。
では彼らにとってどんな人々が重要なのか。「元メンバーで今は辞めてしまった社会人」というのが、実は彼らにとって最も重要なターゲットなのです。この人々は、活動家を続けられなかったことに少なからぬ「劣等感」や後ろめたさを抱いています。同時に、社会に戻って働いているので一定の収入を持っています。戻って長ければ職場である程度の地位を持っていたりするので、より多くの収入を得ています。こういう人々を「ブント」が捕捉して、「オレたちは今でも活動しているんぜ」とか何とか恫喝じみたハッタリを効かせると、多くの善良な元活動家は「申しわけないから多少のカンパは仕方がないか」と思って、給料やボーナスの一部をカンパしてしまうことでしょう。そして、70年安保以降30年間で作り出されてきた「元活動家」層は、どこの組織でもかなりの人数になっているはずです。
財政が公開されていないのでハッキリとした金額は分かりませんが、「ブント」の場合もおそらくは「赤石印刷」だの「実践社」だの「エコ・クリーン」だのといった「企業舎弟活動」なんかよりも一般市民からのカンパよりも、この「元活動家の社会人」からの「巻き上げカンパ」こそが最も集めやすい、重要な資金源になっていることでしょう。そして、だからこそ彼らは佐藤の活動を封殺しようと、傍目には大げさに思えるほどの大暴れを演じるのです。なぜなら元活動家を公言する佐藤悟志の好き放題の振る舞いや公然と党と指導者を非難する悪口雑言は、まさしく彼らにとって最も重要な資源・財産であるところの、「自分たちは何もやっていない」とか、「自分は続けられなかった」といった一般市民や元活動家の劣等感や後ろめたさを、否定し、解体してしまうものだからです。
佐藤悟志が行動によって全身で体現する、「活動家を続けなかったことに劣等感を感じるべきではない。むしろあんな組織を抜けられた自分に誇りを持つべきだ」とか、「政治に関わらないことに後ろめたさを感じる必要はない。むしろ政治活動家を自称しながらロクな結果を出せていない連中こそが、人民に対して後ろめたさを抱くべきだ」といったキャンペーンが元活動家たちの耳に届き始めたら、元活動家たちが、「え、あんな風に自由に生きていいのか？」「こんなに後ろめたさや劣等感に苦しまなくていいのか」と気がつき始めたら、それこそ本当に「ブント」の「解体と撲滅」が始まってしまうでしょう。彼らにとって最も大切な、「罪悪感に苦しむがゆえに現役活動家に頭が上がらない」という「あるべき元活動家」像を解体して、元活動家群を「後ろめたさ」から解放してしまうがゆえにだからこそ、たかだか佐藤のロフトでのビラ撒きごときに、こんなに激烈に反応して襲いかかり、公衆の面前ででも、というより元活動家たちに警告として伝わるように公衆の面前でこそ、殴ったり蹴り上げたりしなければならないのです。
さて、最後に言っておかなければならないのは、だからこそ佐藤悟志もまたこの戦いには負けられないということです。なぜなら、ロフトプラスワンの経営といったそれ自体が極めて有意義な政治的実践を行っている平野さんにしてからが、「劣等感」を抱かされてしまうような現在の政治と人民の関係こそが、様々な社会悪の重大な要因であると、私が考えているからです。
平野さんを含めた一般人民が「劣等感」をかかえているということは、逆に言えば、政治家を標榜したり政治組織を経営したりしている連中は「優越感」に浸りきっているということです。そして、政治関係者がそれ自体実は無根拠な「優越感」を持っていることは、必然的に、自分たちの行いに対する反省や総括を失わせ、自己省察や自己切開をサボらせてしまい、彼らの自分勝手や好き放題を許してしまう結果に繋がります。
しかし、思い出しても見て下さい。自公保作成の反共宣伝ビラにもある通り、20世紀の歴史において最大最悪の災厄を人類にもたらしてきたものは、地震でも台風でもＨＩＶでもない、まさしく「政治」そのものであったはずです。そしてだからこそ我々は、人々の生活に介入しようとする政治の力を、それが本当に有効なのかどうかきちんと吟味し、意味の不明なものは可能な限り排除していく「政治監視活動」を維持するべきでしょう。ほとんど「お上のやることだから間違いはねえ」というお上意識と同レベルの、「革命運動をやっている人はみんな真面目で偉い人達だ」みたいな迷信も、まずは徹底的に否定されなければなりません。
だから私の「ブント清算事業団」活動は、実は自称「ブント」の清算に止まらず、戦後の左翼運動全体の清算、ひいては右翼運動も含めた革命運動や政治運動総体の総決算を目論み、最終的には「政治の廃絶」そのものを目指すプロジェクトなのです。
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