おじさんとの語らい 00/07/01 〜 00/07/02


(注意! オリジナルとは逆に、上から下へ流れています)

共産趣味って、、。
投稿者: 平野悠 投稿日:2000年7月1日(土)00時12分 [ ] 
もう4年も前のことだが、プラスワンで藤井良樹氏のライターズデンで私が中森明夫さんに「共産主義」について質問をふった時、「はい、共産主義はなくなって共産趣味になるでしょう」という答えが返ってきてのが、私が「共産趣味」という言葉を聞いたのが初めてだった。

「良いですね、民族趣味とか、、今度おれも使おう」トーキングロフト0号

どうも古い私は、「共産趣味者同盟」なんて聞くと、どうも「お茶らけ」としか聞こえなくなって、誤解してしまう。
自らを自嘲的?に共産趣味者としてしまうのは、何か弁証法的に考えるといただけない、、と思ってしまうのは私だけか?

ここに集まる人たちには解って欲しい。

ソ連や中国が「共産主義」の国であったのか?果たして、共産主義の理想に近づいた国だったのか?
また、これらの国は社会主義国だったのか?
一般的にはそうは呼ばれているが、ここで絶対勘違いしないで欲しい。
それは違っていると断言したい。

1919年ヨーロッパから遙かに遅れた農業国ロシアでレーニン率いるボリシェビィーキ(共産党)が革命に成功する。
そこで、ソビエト(評議会と言う意味)が形成され労働者、農民、兵士の議会が作られた、、そこには共産党は入っていない。レーニン曰く、共産党はいずれ消滅しなければいけない、、がレーニンは革命後3年?で死んでしまう。

その後、トロッキーや多くの共産主義者との権力闘争があって、スターリンが暴力で権力を握る事になる。

レーニンはスターリンに性格的な暴力性を見て、「奴に権力を渡してはならない」と言いながら死んでゆくのだ。

ご存じの通り、無教養なスターリンは恐怖独裁国家をつくる。歴史をねじ曲げ、世界中の労働者や共産主義者を裏切ることになる。

私が言いたいのは社会主義国家はその萌芽はあったけど、結局はどこにも存在しなかったと言うことなのだ。共産主義とは社会主義が発達し成熟しなければ出来ない形態なのだ。


まさに「新左翼」とは、社会党や共産党の連中がその昔言っていた「ソ連や中国は素晴らしい国」という事に対して、「おい!ちょっと待てよ、これらの国々がマルクスやレーニンのイメージした社会なのか?何かおかしい」と言うところから始まった訳だ。

これはもう、日本では1940年台からその疑問は提出されていた。中核派や各マル派(革命的共産主義者同盟)はその闘いの戦略綱領に「反帝反スターリン主義」を掲げている。
すなわち倒すべきは帝國主義とソ連や中国の権力を取っているスターリンニストなのだと。(日本共産党もしかり)
今考えるとこの綱領は正しいと思う。だからといって革マルや中核が正しい運動をしているかというと、、?だ

人類が共産主義社会を勝ち取るにはあと1000年かかる。と黒田寛一氏は言う。
私が共産主義が好きなのは、ここにある。
勿論今すぐ全世界に革命起きても、私の生きている内にはその「共産主義社会」にお目にかかることは絶対ない。

では、マルクス、エンゲルスがイメージした共産主義社会とはどういう社会なのか、、はこの次のべたい。

だれか、この後続けてくれる人いませんかね?
勿論実に簡単に書いてしまったが、、間違っているのかね?

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正しい新左翼とは
投稿者: ンガボ藤井 投稿日:2000年7月1日(土)00時37分 [ ]  HomePage 

ポル・ポト政権のことでしょう。
毛沢東主義の貫徹型だともいうし。

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そもそもレーニン主義が間違い
投稿者: 玄田生 投稿日:2000年7月1日(土)02時20分 [ ] 

なんて書くと「じゃあローザか?アオカイか?」ってゆー人がすでに
ハマッてるドグマが問題だと思うんですが。

結局、天皇制にしろパルタイにしろ、言葉を信用してない、対話を
拒否あるいは軽視してる。極めて「不誠実」な存在だと思います。

「前衛」のエリート主義と衆愚政治を対置しても意味がない。
「共産主義」や「マルクス主義」を神棚の上に飾ってるようじゃ
左も右も変わんないじゃん!

1000年かかる理想なんて1000%意味ないって!
いつからキリスト教徒に改宗したの?

ってことで、平野さんはそんな下らない連中の
戯言にコンプレックス持ってないで、立派に
「日本一の居酒屋のオヤジ」を目指してくださいよ!

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でもローザはカッコイイすよ。(笑)
投稿者: いずみ 投稿日:2000年7月1日(土)03時56分 [ ] 

まず、「日本の新左翼」は、
やはり「既成左翼とスターリン主義に反対することで形成された潮流」を指すわけで、
スターリン主義左派である毛派を「新左翼」の「正しい形」というのは抵抗があるです。

といいつつ、ML同盟以来、両者は相互浸透してるので
(その最もグロテスクな形がマル青同)
厳密性には欠けますが。

つーか、それ言ったら、もう「新左翼」なんて概念、死んでますよね。
現在形じゃない。 

#ポル・ポトが毛派の貫徹型、というのはよくわかります。

そいえば、藤井良樹氏って元赤軍プロ革なんですよね。
まさに「相互浸透」して形成されたとこですな。
いずみは山谷では争議団支援だったので、「敵」ってとこですか。^^;;


平野さんの「おちゃらけ」という指摘は、100%あたってて、100%まちがってます。
「50%正解、50%誤謬」じゃないです。両方100%です。
つーか、もうたぶん「まじめ」vs「おちゃらけ」ってのを
二項対立と捉えること自体が、たぶん「旧体質」なんだと思うのです。

#といいつつ、「旧体質」も大切です。
#「旧体質」に依存しないと見えにくいものって確実にあると思ってるので。
#だから「小舅・小姑のお説教」的なものとして、
#「旧体質」もガンコに存在しててほしい、とも勝手に思う。^^;;

ちなみに、いずみが日本新左翼史上最も好きなセクトが、
旧「青年共産主義者同盟(準)」ってとこで、
(だからウチは「成年共産趣味者同盟(笑)」(笑))
ここは元々、太田社会主義協会の分派からスタートして、(つまり出自は新左翼じゃない)
そのうち何を血迷ったか(笑)突然三里塚に登場して「飛行阻止三派」やって、
今は「『国際主義』編集会議」と名乗って、統合路線でやってるわけですが、
幹部の方がウチの先日のライブの画像レポート見て、「どんどんやってください」とのメール。

いずみはここの現在の路線はあまり評価してないのですが、
熱田支援のくせにメットで北原集会に乗り込んで中核派批判のビラ撒いたりとか、
そーゆーきまじめでむちゃくちゃでむてっぽうさで暴れてて、
自分たちに対しては
「××は我々の弱点です。」「我々の弱さを大胆に提出し、」と厳しく、
その一方で、「おふざけ」にしか見えないよーな我々に対して
「どんどんやってください」。

やっぱり、主張とかじゃなく、このセンスがすごくいいと思うし、
今後願わくば、消滅せず、大きくならず(爆)、
小さいままで存在感を出してほしいな、と思うわけです。

今問われてるのは、主義主張の正当性論争なんかじゃなく、
たぶんどこまで「自分の位置を客観的に見切りつつもしでかせるか」のセンスだと思ってます。
そのセンスが、現代的に、どの部分にどこまで受け入れられるのか、
それがそのセンスの「正当性」をさばくもの。

そう考えれば考えるほど、
実は平野さんは、そのいささか「古い体質」(爆)をガンコに護りつつも
すっごくいい味出してるんじゃないか、
旧体質派の中では最先端でカッコイイんじゃないか、と思ってるわけです。
しでかしてます。
一方で、SENKI派のセンスは全然オシャレじゃないし、
やってることがかなり時代遅れだし、(旧青共同の宿敵(笑)だった戦線派より15年も遅れてる)
なによりもその男根主義めいたところがすっごく鼻についてイヤなわけです。
いくら立派なことを主張して、つらいことを実践してたとしても、
「なにかちがう」んですよね。
それじゃ、世の中にはしでかせない。

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ファシスト?佐藤くん(ホントはビビリ)へ
投稿者: ぺんぺん草 投稿日:2000年7月1日(土)15時50分 [ ] 

 ひさしぶりにカキコします。

>> 投稿者:もと現行隊 投稿日:2000年6月26日(月)15時24分 [ ]

>> 佐藤悟くんって、「平沼」くんだよねえ。あのビビリの...。
>> なんか勇ましいこと言ってますねえ。彼とは第17次三里塚現地行動隊で
>> いっしょだったけど、北原派のデモ隊が近くを通った時は、
>> ほんとに縮みあがってブルブルふるえてたもんなあ。

> あ〜ん恥ずかしー。そんなホントのこと書かないで〜。

>> 戦旗が皇居にロケット弾を撃ち込み右翼との攻防が激しくなった時、
>> 本部社防隊になったのはいいけどビビってトンズラこいたんだよなあ。
>> なつかしいねえ。

 佐藤くんがSENKI派を恨んでいるのは、理論的・思想的なことではなくて、
「私怨」のようだな。どうも、カッコ悪いやめかたしたらしいし。

> ちなみに佐藤悟志の年齢は今年で35歳。思想的には浜崎あゆみ主義者だが
> 支持政党はモーニング娘。宗教的にはSPEEDを信仰していたので今は無神論
>(泣)。ライフワークは「売春の自由」の確立と「ブント」の清算、そして北朝
> 鮮への人道軍事介入の実現である。

 やっぱり佐藤くんは、俺の感性から言うと「嫌な奴」だな。小理屈だけバアバア
言って、言葉に身体感覚がついてきてないんだよな。
 あのさ、佐藤くん、失礼だけどカノジョいる? 文面だけから判断するとすっご
い孤独なんだよね。多分君こそ「バスジャック少年」のような心象風景にいるんだ
ろうね。

>  だから私の「ブント清算事業団」活動は、実は自称「ブント」の清算に止ま
> らず、戦後の左翼運動全体の清算、ひいては右翼運動も含めた革命運動や政治
> 運動総体の総決算を目論み、最終的には「政治の廃絶」そのものを目指すプロ
> ジェクトなのです。

 相当大見得を切っているねえ。
 この宣言を中核派や革マル派にも郵送して欲しいね。メールでもいいけど。「もち
ろん自分のメールアドレスもきちんと付けてだ」。
 ここだけでよがってないで、もっと広い場で活躍したら? 「ブント清算事業団」
だけでなく「革共同清算事業団」の破産管財人を名乗ってさ。

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昔の事だが
投稿者: もと「秋の嵐」 投稿日:2000年7月1日(土)15時52分 [ ] 

 佐藤ってこんなこともしてたんだぞ。
「クリスマス査問事件」

http://marukyo.cosm.co.jp/BBS/OLD-LOG11/1837.html

http://marukyo.cosm.co.jp/BBS/OLD-LOG12/2121.html

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とりあえず仕事の瞬間的息抜き^^;;
投稿者: いずみ 投稿日:2000年7月1日(土)17時17分 [ ] 

ケナフさん、みずはらさん、
ペンペン草さん、元現行隊さん、もと「秋の嵐」さん、これらの方々に共通することは何か?

#あ、失礼、共通もなにも、後ろ3人は同一人物ですね。(笑)
#平野さんが最も嫌がる行為じゃないの、捨てハンって?

もちろん、いずみが言ってるのは主張の内容でもなんでもないですよ。
よーくこの掲示板を見るとわかることですよね。

特にケナフさんおよびみずはらさん、お2方は、
コンピュータセキュリティといったものを
もっとお考えになられた方がよいのではないでしょうか。
常時接続でICMP通りっぱなしはまずいと思いますよ。

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盗聴ブントはデマ宣伝も得意
注 釈: 佐藤悟志 注釈日:2001年4月4日(水)03時00分 [ ] 

というわけで、同一人物による自作自演であることが暴露されてしまった「ぺんぺん草」=「元現行隊」=「もと「秋の嵐」」による書き込みをすべてこちらに収録。

   「ぺんぺん草」の自作自演

もっとも最近の調査によれば、盗聴ブントの自作自演は30年以上昔の「安保闘争」以来、お家芸とも言うべき得意技であることが明らかになっている。
 1997年の第一次・第二次ロフト襲撃を批判する「ロフトプラスワン襲撃を許さない共同声明」が発表されたときも、盗聴ブントは「ロフトプラスワン非常連客有志」だの「ファシストの暴力を許さない市民の会」だのといったダミー組織をデッチ上げて「『襲撃を許さない共同声明』の自分勝手」なる怪文書をばらまいた上で、

 「そうした中で「ロフトプラスワン非常連客有志」を名乗る人達の、「『襲撃を許さない共同声明』の自分勝手」が送られて来た。それを見てだいたいわかってきた。」(『ロフトプラスワンの波紋』)

 などと、盗聴ブントの代表自らが自作自演に励んでいるのだから、もはやその体質は骨がらみ、まさに「撲滅」されなきゃ直らないというべきであろう。
 ちなみに言っておけば、自分でやっておきながら他人がやったように見せかける自作自演は、かの殺人カルト「オウム真理教」の得意技でもあった。「類は友を呼ぶ」とはまさにこのことである。

   「『襲撃を許さない共同声明』の自分勝手」 怪文書

   『ロフトプラスワンの波紋』 「SENKI」1997年11月05日号記事


二度と、ブンドの名は使わないでくれ!
投稿者: 田舎の赤爺 投稿日:2000年7月1日(土)18時59分 [ ] 

 日向カンイチさんとこの方々!!
余りにも情けないですよ!あなた達のやってることは!
元bundとしては恥ずかしいの限りですよ!!
松本さん、仏さん、田宮さんもきっと、泣いてますよ!!

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今気づいたけど、ぺんぺん草さんも常時接続ですね。
投稿者: いずみ 投稿日:2000年7月1日(土)19時31分 [ ] 

セキュリティ的には大丈夫そうですけども。
でも、住所が住所なんだよなー(大笑)

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そーか。へー。なるへそ。
投稿者: 玄田生 投稿日:2000年7月2日(日)05時29分 [ ] 

いずみさん、どーもありがとう。
そーか、労対って人達がいたか。

でも、PCセキュリティのことってもしかしてアイツら
言われてる意味わかんないかも。
だって、カゲキハだから。
「プライバシーの侵害だ!」とかまた
逆ギレするだけじゃないの?

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ふぅ、よーやくひと段落。今から仮眠だ。
投稿者: いずみ 投稿日:2000年7月2日(日)09時51分 [ ] 

玄田さん、すばらしいご指摘です。

たとえば、せんき社と同じ所在地の赤石印刷ってOCNエコノミーなんですが、
試しに常識的に許される範囲内でICMPパケット打ってみたけど、
これが通っちゃうんですよね^^;;

SENKI派のみなさんは、今でもちゃんと弾対とかやってると思いますが、
なのになんでこっちはガラ空きなんでしょうか?
まぁ、現在の日本の警察や公安の、ネットワークに関する知識はおそまつの一言なので
これによってSENKI派のみなさんが権力からサイバー攻撃されることは絶対ないけど、
でもぜーんぜんそれとは無関係の、愉快犯とかが
狙うなんてことはいくらでもありえるのでは?これだけ「事件」起こしてるんだから。
それに対して防御するのはアタリマエじゃなくって?

IPネットワークなんて、もともと世界的に70年前後に起こった
反体制ムーブメントに源流を持つところの「UNIXヲタク的発想」に基づくモノで
「自力自闘」が大原則なんですよ。
逆にそれちゃんとやっとかないと不安、不安。

実社会で弾対やっておきながら、
OCNエコノミーでNATも使わないとか、IPフィルタリングしないとか
もっとひどいのはDynamic NATにしないでWindowsNTをつなぐとか(笑)
さらにひどいのは職場からつないじゃうとか(爆)
そーゆーことやってちゃちゃんちゃらオカシイいんですよ。本当に噴飯もの。
頭隠して尻隠さず。

これらの言葉で意味がわからないものが1つでもあるのなら、
それは、常時接続を使う資格がないということです。
特に、権力から睨まれるよーな

ちなみにいずみは、今当然会社からアクセスしてますが、
会社名を自サイトで完全公開しているにもかかわらず
(すなわち、実住所は誰にでもすぐわかるにもかかわらず)
会社のサイトは2重NAT&鉄壁のファイヤウォールで保護してます。
izumichan.comだって、そーとー堅牢ですよ。
それがアタリマエ。

ちなみに、最近、中核派がサイト開きましたが ( http://www.zensin.org/ )
ここがあまりにすばらしいんですよ!
メールアドレスが出てない。で、
「盗聴の恐れがある。防御の技術が確立されるまでは、ご意見は封書で。」
ということで、なんと前進社の住所入り封書のフォーマットが
pdfファイルでダウンロード可能なんですよ!(^o^)
いやー、久々に、つーか本当に滅多になく(笑)、中核派を見直したですよ。

できないことは「できない」と明言して代替策を提起する。すばらしいことです。
中核派も、これをすべてに渡って実践してればいいんだけどもねぇ…:-)

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ふぅ、よーやくひと段落。今から仮眠だ。
投稿者: いずみ 投稿日:2000年7月2日(日)15時43分 [ ] 

中核派のサイトは、 http://www.zenshin.org/ でした。
hが抜けてました。自己批判します。

今日はさっそく、昨日の国労「大会」阻止の速報が出てますね。
けっこう速報性も理解できてるようですね(^^)>中核派

w3m/0.1.6 (Linux 2.2.14)

(偽)もと「秋の嵐」さんへ
投稿者: 小林義也 投稿日:2000年7月2日(日)16時33分 [ ] 

クリスマス査問事件の真相は以下の通りです。昨日の書き込みは、私の不注意で不必要な個人名が入っていたので削除しました。

1.クリスマス査問事件の発端は、Y氏の行った「性暴力」あるいは「強制猥褻」と呼ぶべきものです。「クリスマス査問事件」と呼ばれる出来事の数日前、当時「秋の嵐」の使用していたフリースペースで、そこに来ていた少女に対して、Y氏は合意なく彼女の性器に指を入れる行為を行いました。少女の抵抗でそれ以上の事態には至らなかったということですが、これが事実なら、Y氏の行った行為は「強姦未遂」にあたるでしょう。

2.Y氏の性暴力を少女から告白された「秋の嵐」のメンバーは、被害者の少女を伴ってY氏宅を訪れました。それが1990年の12月23日のことです。話し合いが24日の朝まで続いたので、これが「クリスマス査問事件」と呼ばれているわけです。訪れる際には事前にY氏に電話で連絡してあり、家に入るのはY氏の承諾を得てのことです。話し合いは長時間におよんだようですが、Y氏も了承してのことであり、「帰ってくれ」とY氏が言ったこともなく、Y氏が出ていこうとしたこともなかったようです。また、かなり激しい言葉がY氏に浴びせられたものの、物理的な暴力はなかったとのことです。Y氏宅での話し合いの後、一行は近所のファミレスに移動しましたが、これも合意の上のことです。

3.話し合いの間に、Y氏に激しい言葉が浴びせられたのは事実のようです。確かに理性的な言葉と言えないものもあったようです。しかしY氏に同じ過ちを繰り返させないためには、むき出しの怒りをぶつけることも必要だったのではないでしょうか。

4.ファミレスで話し合っている最中に、Y氏が店員に頼んで通報してもらうことにより、刑事たちがやってきました。もちろんこの時も、物理的な暴力は振るわれていませんでした。刑事たちは最初酔っぱらいがケンカしているのかと思ったようですが、現場はそのような状況ではなかったので、刑事たちは「秋の嵐」メンバーに同行を求め大森署に連れて行きました。この時すでに女性たちは帰っており、連行されたのは男性3人ということです。彼らは現行犯逮捕でもなく朝から取調室に留め置かれました。結局逮捕されたのは午後遅くなってから、Y氏の証言で彼らが「秋の嵐」メンバーだということが分かってからのことだといいます。結局、明確な容疑がないまま彼らは逮捕され拘留されたわけで、政治運動経験者ならよく見聞きする政治弾圧のひとつと言えるでしょう。


佐藤氏らは、性暴力に対する糾弾を行い、不当な権力からの弾圧を受けたのだ。機関誌「SENKI」でも佐藤氏を批判する文脈で、このクリスマス査問事件が持ち出されている。どうやら彼らは、性暴力を擁護する立場に立っているようだ。

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